マンション管理士に求められるもの
きたかんです。
マンション管理士の使命感は、運営の適正化をするの一点に尽きます。
現状、多くのマンションはこれが出来ていませんね。
特に若い世代が多いマンションでは無関心が多いのでその傾向が強いでしょうか。
管理会社は決められたことや売り上げが見込める事案には積極的ですが
面倒な事はほとんどスルーします。
ほっとくとお金が足りないわ、修繕できなわ、民泊だらけやらと、もうスラム
一直線へのフラグが立ちます。
こういう時こそマンション管理士の出番なんですよ。
あらゆる調整役を含め、管理規約の適正化から長期修繕計画の立案など、管理会社が手を抜く部分を手厚くフォローすることができます。
マンションは自主管理であるべきです。
これだけ多くの横領事件が起きていても、一向に自主管理が増えていません。
自主管理で専門家を導入したほうが、コスト的にも運営的にもメリットが大きいはずです。
管理会社へ通帳と印鑑を預けるなんてとんでもないダメ!(保証契約)
管理会社経由の業務発注はいけない!経費支払もまかせちゃダメ!
不必要な工事提案なんて受けちゃダメ!
都合のいい修繕計画なんて信用しちゃダメ!
ダメリスト言い出すときりがありません・・
このように管理会社でいいように扱われ、お金がすっからかんになったマンションや、不在所有者や賃貸率が増加したマンションなど多く見てます。
次回はその事例についてお話ししようと思ってます。
管理会社フロントへ転職?
どうも!きたかんです。
またまた更新が遅くなりました!ほんと最近医忙しい・・
今日は管理会社フロントへ転職を考えている方や資格取得を目指している方へのアドバイスですよ!
11月にマンション管理士と管理業務主任者の試験が予定されています。
試験に合格したら管理会社に転職してみようと考えている方も少なからずいると思いますけど、ハッキリ言います・・
辞めた方がいいと思う!この業界腐ってます。
土日理事会、夜間緊急対応、モンスター組合員、バックマージン当たり前のノルマ
言い出したらきりがない・・コンサルンタントなんて名ばかりのパシリ
クレームの嵐が好きなんて人いませんよね?
まあ、経験を積んで将来マンション管理士で独立開業という目標があるならば、数年我慢する選択もアリかもしれませんね。わたしがそうです(笑)
マンション管理会社で定年までいこうなんて、まず無理でしょう・・
興味本位でこの業界に入り込むとえらいこっちゃですよ(笑)
わたしは今、11の行政書士試験に向けて、日々勉強に励んでます。
必ず、近い将来に行政書士・マンション管理士事務所を開設する予定です!
管理人って
きたかんです。
最近は忙しく更新できておりませんでした。
そこそこ見ていただいているようですので再び語ります!
今回は管理人さんについてですハイ
社会的地位が低く、給料も低い。理事会からは使用人のように上から目線で対応されると、まあ気の毒になります。もっと評価されていい存在であると思います。
もちろん人間なので評価できる方もいれば、もう帰っていいよっていう方もいますけど(笑)
言いたいのは、理事会や入居者が管理人を使用人と思わず、協力者としての目線で接してほしいこと、働きやすき環境を作り、社会的地位を上げてほしいこと、この2点でしょうか・・
縁の下の力持ち、なくてはならない存在なのですから!
次回はフロント業務の実務について語ります!フロントへ転職を考えている方必見!
長期修繕計画
きたかんです。
最近のマンションでは長期修繕計画が作られていることが多くなっていますね。
では内容はどうでしょう?
結構いい加減なものが多いです。
特に、新築時デベロッパーが作った計画はほとんどといっていい加減です。
マンションを売るために修繕積立金を安くするのは誰もが知ってのとおりです。
専門性が高いと思い、建築事務所などにその業務を依頼することも多いですが、中身は標準修繕周期や工事単価を組み合わせて作るという至って単純なものです。
でも長期修繕計画の立案から5年毎の総会決議で、将来に渡る計画を区分所有者に示すことはとても重要です。これをしていなく、資金不足に陥る組合も多く、その時すでに遅しという結果になり兼ねません。
リプレイスを受けたマンションでの経験ですが、長期修繕計画の最終作成が15年以上前と、その以後一切見直しをしていなく、予定された工事や積立金値上げもされていませんでした。
あちこち水漏れが発生し、その都度保険対応をしてきた結果、保険会社から契約更新を拒否され、その後外資系保険会社の契約に行きつきましたが、そこでも断られる状況になっていました。
給水管更新工事を計画しようとも、資金不足から、排水管や外壁改修が置き去りに成り、過疎化が増々進んでいきます。
このような状況が続き、やがて賃貸率が高くなり、無関心区分所有者が増え、行く末はスラムと化していきます。
それほど、長期修繕計画が大事だということを区分所有者が理解しなければなりません。
私もマンションに入居している区分所有者ですが、長期修繕計画が作られておらず、理事会に申し入れを行った結果、予算計画や決議を経ず、設計会社に頼み、作ってもらったらしいですが、総会での決議を経ていませんし、各区分所有者にも示されていません。
近く理事になる予定ですので、専門家として力を発揮したいと思っています。
次回は管理人業務について書きたいと思います。
独占業務?
マンション管理士に独占業務を付けるなら?
独占業務を付けるとするならば、言わずとも法律や条例とのリンクが必要です。
以前勤めた会社の同僚では監査業務がいいのではという意見が多かったです。
でも、専門性で言うと、税理士や会計士には遠く及びません・・
きたかんの個人的な思いですが
管理規約・長期修繕計画書を届出あるいは許可制にした上で、管理士がその業務を代行できるような仕組みがよいのではと思っています。
その他、管理費等の滞納債権に限った少額訴訟代行などとも思いますが、他士業から文句が出そう?
その点、マンション管理士は管理規約のスペシャリストであると思っていますので、この辺を重視した独占業務が付いてくれることを願っています。
ADRとかどうでもいいから、マンション管理士会もうちょっとがんばってほしい・・
次回は長期修繕計画についてはお話しします!